2008.06.01制定
2009.01.01改訂
2013.10.01改訂
2015.12.21改訂

試合出場資格

心身ともに健康な40歳以上の男性・女性。

B型肝炎ウイルス抗原(HBs抗原)とC型肝炎ウイルス抗体(HCV抗体)の検査結果が陰性であること。

過去にてんかんや脳・頸椎・脊髄及び心臓病の疾患を患ったことがないこと。

服装

上半身は原則裸(またはラッシュガード着用)、ヘッドギアは原則不可(例外あり)、レッグプロテクター着用(双方合意のもと例外あり)、ヒザサポーターは自由選択、ヒジサポーター不可とし、規定のトランクスを着用しなければならない。

自己の責任において安全と判断したマウスピース及びノーファウルカップ(女子はアブスメントガード)を装着しなければならない。

コンタクトレンズを使用しての出場はソフトレンズのみ認めるが、万が一、試合中にはずれてもタイムストップは認めない。

指輪・ネックレス・ピアスなどの装飾品等はいかなるものも身に付けてはならない。

顔にワセリン、身体にオイルを塗る事が認められる。それぞれの量は審判員の指示に従わなければならない。

グローブ

実行委員会が承認した16オンスグローブを装着しなければならない。

試合中に取れないようヒモは手首のところで固く結び、その上(手首部分のみ)からテープを巻いて固定しなければならない。

詰物をかた寄せたり凹ませてはならない。

バンテージ

グローブの下にバンテージを巻く事ができる。

着用に関しては、あくまでも拳の保護が目的であり、拳の強化につながる行為は禁止とする。

クラスとウエイト

クラスとウエイトは以下の通り定める。

  • アトム級 : 45kg以下(女子のみ)
  • ストロー級 : 48kg以下(女子のみ)
  • フライ級 : 51kg以下
  • バンタム級 : 54kg以下
  • フェザー級 : 58kg以下
  • ライト級 : 62kg以下
  • ウェルター級 : 67kg以下
  • ミドル級 : 73kg以下
  • ライトヘビー級 : 80kg以下
  • ヘビー級 : 80kg超過

リング

ロープの内側が4、8m平方以上6、2m平方以内で、実行委員会が本ルールに充分対応し得ると判断し承認した、4本ロープを硬く張り巡らせた正方形リングでなければならない。

試合方式

1ラウンドを2分とし、2ラウンドまたは3ラウンド制とする。

各ラウンド間のインターバルは1分とする。

チャンピオンシップ

チャンピオンシップとは、ナイスミドル実行委員会が選手権試合として承諾した試合であり、チャンピオンとタイトル挑戦有資格者の双方が規定のウエイトで行われなければならない。

フライ、バンタム、フェザー、ライト、ウェルター、ミドル、ライトヘビー、ヘビーの8クラスにそれぞれ1名のチャンピオンを置く。

チャンピオンが勝てば王座を引き続き保持(防衛)となり、反対にタイトル挑戦者が勝てば代わってタイトルを獲得することになる。

引き分けの場合はチャンピオンの防衛となる。

チャンピオンが負傷その他正当な理由でタイトル防衛戦を行うことが出来ない場合には、ナイスミドル実行委員会の決定により「暫定チャンピオン」を置くことができる。

暫定チャンピオンは正規チャンピオンと対等の条件で統一戦を行わなければならない。

正規チャンピオンが上記統一戦に出場できないときは、暫定チャンピオンを自動的に正規チャンピオンとして認定する。

審判員

リング内で試合を管理する1名のレフェリーと採点を行う3名のジャッジで構成される。

勝敗の決定

KO(ノックアウト)

  • ダウンして10秒以内に立ち上がり試合続行の意思表示をしない場合。
  • もしくは、ダメージが大きく10秒以内に立ち上がれないとレフェリーが判断した場合。
  • 1ラウンド中に2度のダウンがあった場合。(2ノックダウン制)
  • 有効打によるダウンでレフェリーのカウント中にセコンドがタオルを投入した場合。

TKO(テクニカルノックアウト)

  • 有効打によるダメージや負傷のため試合続行が不可能であるとレフェリーが判断した場合。(レフェリーストップ)
  • ドクターが医学的見地から試合停止をレフェリーに勧告した場合。(ドクターストップ)
  • ラウンド進行中チーフセコンドがタオルを投入した場合。もしくは、ラウンドとラウンドの間に棄権を申し出てレフェリーがこれを認めた場合。

判定

  • 最終ラウンド終了後、ジャッジ3名の採点結果により2票以上獲得した者を勝者とし、他を敗者とする。
  • 偶発的なアクシデントによる負傷、或いはダメージにより、一方または双方の選手が試合続行不可能になった場合、2R以降ならばそのラウンドまで含めた採点で2票以上獲得した選手を勝者とし、他を敗者とする。(負傷判定)
  • 王座決定戦、次期挑戦者決定戦において同点の採点をしたジャッジは必ずどちらかに優勢点をつけなければならない。この優勢点を(多く)取得した選手が勝者扱いになる。(優勢判定)

引き分け

  • ジャッジの採点が双方2票に達しない場合。
  • 偶発的なアクシデントによる負傷、或いはダメージにより一方または双方の選手が試合続行不可能になり、負傷判定の結果双方2票に達しない場合。或いは、そのラウンドが1ラウンドの場合。
  • 双方同時ダウンで10カウント以内に立ち上がらなかった場合。
  • 双方同時ダウンかつ2度目のダウンで、双方10カウント以内に立ち上がった場合。

失格

  • 一方の選手が反則を犯してレフェリーが失格を宣し試合を中止した場合。

無効試合

  • 双方でルール違反を起こしたり、八百長もしくは馴れ合い試合を行いレフェリーが双方を失格とした場合。

採点

採点は「10点法」による。 10:10 互角 10:9 フラッシュダウン1回または、若干の勝ち 10:8 ダウン1回または、それに近い状態(備考)10:7はつけず、この場合は当然TKOである。

採点基準

採点は次の順に評価される。

  • ダウン数
  • ダメージ度
  • クリーンヒット数
  • アグレッシブ度

ダウン

ダウンとは選手が有効打により足の裏以外の部分をマットにつけた場合をいう。

ただし、レフェリーが有効打によるダメージが少ないと判断し、ダウンした選手が速やかに立ち上がり、戦う意思表示をした場合はフラッシュダウンとし、ダメージのあるダウンとは採点において差がつく。

ダメージが大きくはなくても、選手が倒れて速やかに立ち上がれないとき、レフェリーの判断によりダウンとなる場合がある。

選手に明らかにダメージがあり、レフェリーが危険と判断した場合、選手が倒れていなくてもダウンを宣する場合がある。

(スタンディングダウン)ダウンを奪った選手はレフェリーにより指示されたニュートラルコーナーへ速やかに行き、指示があるまで待機しなければならない。

ダウンカウント中にラウンド終了時間に至った場合、タイムキーパーはゴングを鳴らさず、カウント終了後レフェリーが試合続行可能と判断し、「ファイト!」を命じた時、初めてゴングを鳴らす。(全ラウンド、ゴングに救われない)

反則

以下の行為を反則とし、レフェリーが反則の「悪質度」と相手選手の「ダメージ度」を考慮し、「注意」「警告」「減点」「失格」が与えられる。

レフェリーは「注意」「警告」に対しては口頭で指示、「減点」に対してはイエローカードを、「失格」に対してはレッドカードを提示しなければならない。

頭突き、噛み付き、金的攻撃、サミング、投げ技、関節技、絞め技、倒れている相手または起き上がろうとしている相手への攻撃、ロープを掴み続けながらの攻撃、オープンハンドによる攻撃、パンチによる後頭部への攻撃、相手またはレフェリーへの侮辱的あるいは攻撃的言動はもちろんのこと、ヒジ打ち・バックハンドブロー・顔面へのヒザ蹴りは全て禁止となる。

首相撲によるヒザ蹴りは有効であるが、レフェリーが膠着と判断した場合「ブレイク」が命じられる。

相手の蹴り足を掴んでの攻撃はパンチであれキックであれ1回のみ有効とする。

セコンド

選手に付き添えるセコンドは2名までとし、うち1人をチーフセコンドとする。

試合前、或いはインターバル中にリング内に入れるのはチーフセコンドのみとする。

ラウンド開始の10秒前に「セコンドアウト」とアナウンスされたら、リング内に持ち込んだ用具と共にリング外へ速やかに退出しなければならない。

セコンドはラウンド中、指定された場所に待機しなければならない。

また、ラウンド中にリング内に入ったり、選手の身体に触れてはならない。

マナーに反する言動は慎まなければならない。

付則

本ルールに明記されていない事項に関しては、実行委員会の協議によりこれを処理するものとする。

(編)大森敏範