ナイスミドル旗揚げ戦からリングドクターを務めていただいている小山郁先生が、この度「クロストレーニングのススメ」を上梓されました。
日本では子供のころに自分が行うスポーツを決めたらずっと同じスポーツをやり続ける傾向があります。
そのため野球選手なら肘や肩、柔道選手なら腰、サッカー選手なら足関節にスポーツ傷害を起こしたりしています。
クロストレーニングとは、何かのトレーニング方法を指すのではなく、いろいろな競技、いろいろなトレーニング方法を経験することで、自分の競技のパフォーマンス力を高めたり、ケガの予防に役立てていくという概念です。
講道館館長上村春樹先生、極真空手増田章師範、レスリング銀メダリスト太田章先生もご自身のクロストレーニング論を展開されています。
格闘家やアスリートばかりでなく、スポーツ指導者、教育者にとっても非常に参考になること請け合いです。
繊研新聞社より四六版272ページで、定価は1600円+税となります。